【2/17】廃棄自転車を利用した水力発電装置を設置しました。

2月17日(金)、本校環境材料工学科4年生が『材料創成デザイン演習』の授業において、廃棄自転車を再生利用した水力発電装置の製作を行い、庄内土地改良区のご協力のもと、新居浜市庄内町の水路に設置しました。この取り組みは前年度から実施しており、今回が2度目の試みとなります。

 

この授業では、学生自らが創意工夫して問題解決に取り組むことで、創造力を育成することを目的としています。また、この取り組みは地域貢献の一環として、水路の自然エネルギーを利用してLEDライトを点灯し、小中学生の通学路である道路を明るく照らすことで事件・事故を防止し、安全を確保することを目標としています。さらには、前年度の反省点を踏まえ、LEDライトを点灯させるだけではなく、別の動作を加えることで夜間に装置の存在をアピールできるよう改善を図りました。

 

当日は、8つのグループがそれぞれプレゼンテーションを行った後、実際に装置を庄内町の水路へ設置しました。学生達が創意工夫を重ねて製作した水力発電装置は、8台全てがLEDの点灯に成功しました。この装置は3月1日まで設置し、発電能力・耐久性などのテストを行う予定です。

 

なお、この取り組みは、一部の機関において報道されています。

 

学内プレゼンの様子

装置設置の様子

流されないよう固定しました

デザインも工夫しています

全ての装置が点灯しました

安定して回転しています